Nexo（ネクソ）

最終更新日:2024年1月30日

Nexo（ネクソ）とは？ 初心者向けに分かりやすく説明

Nexoは、暗号通貨の購入、交換、保管など、多様なサービスを提供するオールインワンの暗号プラットフォームです。このプラットフォームを使用することで、ユーザーは500ペア以上のデジタル資産を一つのウォレットで借りたり、金利を得たり、交換することができます。

Nexoはまた、NEXOトークンを保有するユーザー向けのロイヤルティプログラムを提供しています。このプログラムにより、ユーザーはより良い借入金利、取引からのキャッシュバック、外部ウォレットへの暗号の無料引き出し、Nexoカードからの高い報酬など、多くの特典を享受することが可能です。

Nexoは規制されたデジタル資産機関として機能し、40を超える暗号通貨に対して迅速なフィアットオンランプを提供しています。また、即時の暗号ローンも提供し、ユーザーはデジタル資産の所有権を維持しながら現金にアクセスできます。

このプラットフォームは、貸し出し、借り入れ、3倍のレバレッジ取引、流動的なETHステーキング、リワードカードなど、多くのユニークな機能を組み合わせて提供しています。Nexoは、暗号通貨業界において多機能かつユーザーフレンドリーなプラットフォームとして、その地位を確立しています。これにより、暗号資産の管理と利用がより簡単で便利になり、広範なユーザーにアピールしています。

Nexo（ネクソ）のメリット・デメリット

Nexo（ネクソ）のメリット

暗号リワードの獲得

Nexoの購入には最大0.5%の暗号リワードが付与されます。これは、投資家が資産を増やすための追加のインセンティブを提供し、投資の魅力を高めます。

0%金利

Instant Crypto Credit Linesによる0%金利: で、投資家は暗号資産に対して0%の金利で流動性にアクセスできます。これにより、資金の柔軟な運用が可能となり、短期的な資金ニーズに対応できるようになります。これは特に、市場の急変時に迅速な対応を必要とする投資家にとって有益です。

Nexoカードのデュアルモードとキャッシュバック

Nexoカードはデビットモードとクレジットモードの切り替えが可能なデュアルモードカードを提供します。クレジットモードでは最大2%のキャッシュバックを、デビットモードでは遊休資産に対して最大9%（年利）の特典を提供します。これは日常の支出においても追加の収益を生み出す機会となります。

最大12%の金利での受動的収入

Nexoは暗号預金に最大12%の金利を提供しており、これにより投資家は遊休暗号資産から受動的収入を得る機会を有します。この高い金利は、特に長期的な暗号資産保有戦略を持つ投資家にとって魅力的です。

Nexo（ネクソ）のデメリット

最小引き出し制限

Nexoには最小引き出し制限が設定されているため、ユーザーが小額の資金を自由に引き出すことができない場合があります。特に、緊急時や短期的な流動性が必要な場合には、この制限が不便を引き起こす可能性があります。ユーザーにとっては、資金の即時アクセスや柔軟な資金管理が制限されることになります。

借り手の過剰担保による貸し出しリスク

Nexoは借り手に対して過剰な担保を要求することがあるため、これによって貸し出しリスクが増大する可能性があります。市場価格の変動により、借り手に不利益をもたらす可能性があり、特に市場が急落した場合、借り手は重大な財務的損失を被るリスクがあります。

NEXOトークン価格の下落

NEXOトークンの価格は、ビットコインなど他の主要暗号通貨と比較して大幅に下落することがあります。この価格変動は、投資家にとって潜在的な資本損失のリスクを意味し、投資の安定性と予測可能性を低下させます。価格の下落は、投資家の信頼を損ない、Nexoプラットフォームへの投資意欲を減少させる可能性があります。

Nexo（ネクソ）なぜ価値がある？その歴史

Nexoは、2017年に設立され、2018年5月にインスタント暗号担保ローンのプラットフォームをローンチしました。このプラットフォームを通じて、ユーザーは暗号資産をNexoウォレットに預け、その担保に基づいて迅速に融資を受けることができます。Nexoは40以上の法定通貨でのローンと38種類の暗号通貨を担保として使用することをサポートしており、広範な金融サービスを提供しています。

加えて、Nexoは銀行口座、暗号通貨保管用のコールドウォレット、消費者ローン、オンラインや店舗での購入に使用できるデビットカードなど、多様なサービスを提供しています。Nexoは200以上の司法管轄区にまたがり、500万人以上のユーザーに対して1300億ドル以上の資金を処理してきました。2022年初頭には投資部門のNexo Venturesを立ち上げ、60社以上のポートフォリオ企業を持っています。

2021年2月には独自の取引所を立ち上げ、Nexoアプリを通じて暗号通貨と法定通貨のペアを無制限に交換できるようにしました。また、2021年12月にはNFTを担保にしたローンを提供するNFTレンディングデスクを開始しました。

Nexoはロイズ・オブ・ロンドン、マーシュ、アーチによる3億7500万ドルの保険で保護されており、BitGoやLedger Vaultなどで暗号を管理しています。2021年11月には1億ドルのNEXOトークンを市場から買い戻すプログラムを開始しました。これらの取り組みは、Nexoが暗号資産の融資と管理の分野で重要な役割を果たしていることを示しています。

Nexo（ネクソ）はどこで買う？購入取引所の選び方

結論、おすすめの取引所はBybitです。日本語の精度や使いやすさから、投資初心者や日本人におすすめできます。

Bybitはセキュリティやサポート、そして信頼性で高い評価を持つ取引所として知られています。ユーザーの安全を最優先にし、しっかりとしたサポート体制を構築しており、その取り組みに関する情報も透明に提供しています。これらの要因から、Bybitは信頼できる取引所としておすすめできます。

使いやすさ

Bybitはその洗練されたユーザーインターフェース（UI）とスマホアプリの設計によって、他の取引所と比較して目立つ使いやすさを持っています。例えば、トレードの際に必要となる注文書や取引履歴は、ダッシュボード上で的確な配置になっており、ユーザーは迅速に情報を取得や操作を行うことができます。

さらに、チャートツールは高度なカスタマイズが可能でありながらも、その操作性は直感的です。初めて取引を行う初心者でも、トレンドラインの描画やテクニカル指標の適用が簡単に行えるのです。

また、Bybitのスマホアプリは、移動中や外出先でも取引のチャンスを逃さないよう、アラート機能やスムーズな取引実行が特徴です。これらの要素が組み合わさることで、Bybitは幅広いユーザー層にとって、非常に効率的で快適な取引体験を提供しています。

日本語対応

Bybitは仮想通貨取引所の中でも、日本語のサポートにおいて他を圧倒する完全性を持っています。多くの取引所は基本的な日本語対応を行っているものの、Bybitはそれをさらに進め、取引プラットフォームの各部分からカスタマーサポート、ヘルプガイドに至るまで、すべてが緻密に日本語で整備されています。

その結果、日本のユーザーは外国の取引所を利用する際の言語の障壁を感じることなく、安心してトレーディングを楽しむことができます。また、日本特有の取引文化やニーズにも柔軟に対応しており、国内の取引所と同等、あるいはそれ以上の利便性を実感できるでしょう。

このような日本語の完全対応は、Bybitが日本市場に対する真摯な姿勢と高いコミットメントを持っている証と言えます。

ゼロカットシステム

Bybitは、多くの仮想通貨取引所とは一線を画す特徴として、ゼロカットシステムを導入しています。これは、取引中の突如としての大きな価格変動や市場の急激な動きがあった場合でも、ユーザーの損失が所持金を超えることがないというものです。

多くの取引所では、こうした市場の急変時に追加の資金を要求される「追証」が存在しますが、Bybitではそのようなリスクが一切ありません。このシステムにより、トレーダーは大きなリスクを恐れることなく、より安心して取引を行うことが可能です。

加えて、突如として追加の資金を準備することの難しさや心理的ストレスからも解放されます。このようなユーザーセンターの取り組みは、Bybitがトレーダーの安全と利便性を最優先に考えていることの明確な証拠と言えるでしょう。

テストネット

Bybitは仮想通貨取引のプラットフォームとして、他の取引所との顕著な差別化ポイントとして「テストネット」を提供しています。このテストネットは、実際の資金を使わずにトレーディングのシミュレーションを行える環境を意味します。

多くの取引所では、ユーザーは実際の市場での取引を開始する前に十分な練習の場を持たないまま、リアルな資金をリスクに晒してしまいます。しかし、Bybitのテストネットを利用すれば、実際の市場の動きを模倣した環境で、取引戦略のテストやプラットフォームの操作方法の学習が可能となります。

このような機能は、特に取引初心者にとっては非常に有益であり、リスクを最小限に抑えつつ、確かなトレーディングのスキルや知識を身につける手助けとなるでしょう。Bybitのこの独自のアプローチは、ユーザーの教育と成長を真剣にサポートする彼らの姿勢を明確に示しています。

Nexo（ネクソ）購入取引所　口座開設・登録方法

ここでは日本で馴染みのあるBybitを例にして口座開設手順をスマホアプリとパソコンに分けて説明していきます。

PCでのBybit口座開設手順

スマホアプリでのBybit口座開設手順

口座開設が完了しましたら、取引開始をするためには必須の手続きである本人確認レベル1の手順を説明していきます。

本人確認レベル1の手順（必須）

Bybitでは本人確認レベル1は必須の手続きになりますので、口座開設が終わり次第完了させてください。またレベル2に関しても出金限度額が上がりますのでおすすめです。

Nexo（ネクソ）を買う資金を入金

ユーザーごとにおすすめな入金方法

主な通貨ETHを入金しておけば、どの通貨で取引をする際にも容易に両替ができます。そのため、本記事ではETHを入金し、Nexoに両替する方法を解説します。

ETHを入金する際におすすめの取引所はBybitです。Bybitは海外暗号資産取引所ですが、日本人も利用しやすい日本語での対応が充実している他、国内取引所ではできない、ハイレバレッジな取引ができるという特徴があります。

Bybitには、暗号資産入金、クレジットカード入金、P2P取引による入金がありますが、どういったユーザーにはどういった入金方法がおすすめであるのかを以下にまとめてみましたので参考にしてください。

• すべてのユーザーにおすすめ☞暗号資産入金
• 手数料を安く済ませたい☞暗号資産入金
• 迅速に入金したい☞クレジットカード入金
• 手元に現金がないが、通貨の値上がりが期待されるため早急に入金したい☞クレジットカード入金

入金方法一覧

Bybitの入金方法は3つあり、暗号資産入金・クレジットカード入金・P2P取引による入金です。それぞれの入金方法の違いを以下の表にまとめてみました。

対応通貨、反映タイミング、手順の煩雑さ、流動性・自由度、手数料の5点を考慮すると、暗号資産入金が最もバランスがよく、おすすめの入金方法となっています。
クレジットカード入金はMAX7%となっているため、その場合、7%以上の利益を出さなければ元手がプラスになることはありません。そのため、急激な値上がりが予想されるトレンドのコイン以外は暗号資産入金をおすすめします。

メジャーな国内取引所はDMM BitcoinやCoincheck、FTX JPなどがありますが、すべての通貨で送金手数料が無料であり、送金手続きが最もスムーズにできるのは、DMM Bitcoinです。そのため、本記事ではDMM Bitcoinからの送金によって通貨を入金する方法について解説していきます。

暗号資産入金　

主な通貨ETHを入金しておけばどの通貨で取引をする際にも容易に両替ができます。そのため、ここではETHの入金方法とETHからNexo（ネクソ）への両替方法を解説します。

ETHの暗号資産入金方法

ETH（イーサリアム）からNexo（ネクソ）に両替して取引の準備をする方法

クレジットカード入金　

手元に現金（元手）がないユーザーで、値上がりが予想される通貨をいち早く入金したいユーザーにおすすめの入金方法です。

Visaカードでの入金には3.05%・Mastercardでの入金には2.7%の決済手数料がかかり、トランザクションの混雑状況に応じて最大7%の決済手数料がかかる場合があります。最大7%の決済手数料がかかっても、トレンドコインなど、通貨の値上がりが7%以上期待できる通貨をいち早く入金したい場合の入金方法です。

以下でクレジットカード入金の手順を解説します。さらにその後、Nexoへの両替方法も解説しているので参考にしてください。

ETHのクレジットカード入金方法

ETH（イーサリアム）からNexo（ネクソ）に両替して取引の準備をする方法

Nexo（ネクソ）の保管方法

ウォレットとは？

ウォレットは、その名の通り、仮想通貨や暗号資産の「財布」としての役割を果たす、自身が持っている仮想通貨を保管したり管理したりするための機能を持ったツールのことを指します。

実際には複雑な構造を持っているこのウォレットですが、基本的には実際に私たちが持っているお金を銀行に預けるように、持っている仮想通貨は仮想通貨のウォレットに預けるといったイメージを持っていただければ問題ありません。

また、仮想通貨の管理にウォレットを使う理由はただ単純に通貨を保管するためだけではなく、保管場所を分散することでリスクを低減させることができるからでもあります。

仮想通貨の取引を頻繁に行う方にとっては必須のツールとなりますので、自分に合ったウォレットは何なのかしっかり理解しておきましょう。

ウォレットの種類

ウォレットには以下の5種類があります。

Nexo（ネクソ）におすすめのウォレット

Nexo Wallet
Ethereum、Polygon、BNB Chain、Avalanche、Fantomなど、複数のネットワークをサポートしています。ユーザーは単一のダッシュボードからデジタル資産を管理し、分散型アイデンティティを作成できます。Nexo専用のウォレットであるため、Nexoに特化して最適化されています。

Ledger Nano
Ledgerはセキュリティキーをオフラインで安全に保管し、高いセキュリティを提供します。Ledger Live Appを使ってNexoを管理できます。物理的なデバイスによる強力なセキュリティが特長です。

Zengo
携帯電話から直接Nexoを含む他の暗号資産を管理できる最先端のセキュリティ技術を提供します。ユーザーフレンドリーなデザインで、移動中でも簡単にアクセスできる点が魅力です。

MetaMask
ウェブブラウザで直接Nexo資産を管理できます。オンラインアクセスが容易で、ウェブベースのアプリケーションやDAppsとの連携が可能です。特にウェブベースのアクセスを好むユーザーに適しています。

Nexo（ネクソ）を買うリスク

ハイリスク投資に分類されている

金融行動監視機構（FCA）は、Nexoがもたらす可能性のある損失のリスクを考慮して、Nexoを「ハイリスク投資」として分類しています。このことは、Nexoの価格が大きく変動する可能性があることを意味しています。さらに、InvestorsObserverという分析団体も、Nexoの取引量や時価総額の変動を基に、Nexoを高リスクと評価しています。これは、市場でのNexoの価格が急激に上下する可能性を示唆しています。

技術面での課題

Nexoは、暗号資産の貸し出しやステーキングをサポートするためのブロックチェーン技術を基盤としています。このプラットフォームの開発は革新的でありますが、技術的な側面での脆弱性や欠陥が存在すれば、悪意を持った人々によってその弱点が悪用される可能性があります。また、多くのユーザーからの要求に応えるためのシステムの拡張性や、大量の取引を迅速に処理する能力に関する課題も考慮すべきです。

法的な問題

Nexoは、米国の証券取引委員会（SEC）から、特定の暗号資産貸出商品（Earn Interest Product、EIP）の提供や販売に関する手続きを適切に行っていなかったとして、法的な措置を受けています。この問題を解決するために、Nexoはペナルティとして2,250万ドルを支払うことになりました。さらに、米国の投資家に対するEIPの未登録の提供・販売を中止することに合意しています。

Nexo自体は、そのプラットフォームの安全性を強調しており、ユーザーの資産を守るための多くのセキュリティ対策を講じています。また、Nexoは全世界の多くの地域で活動しており、600万人以上のユーザーに対して総額1,300億ドル以上の取引を処理しています。しかし、投資を検討する際は、自らしっかりと調査を行い、必要に応じて専門家に相談することが非常に重要です。