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- Bybit(バイビット)のP2P取引とは何かがわかる。
- Bybit(バイビット)でのP2P取引による入金方法がわかる。
- Bybit(バイビット)はP2P取引による出金方法がわかる。
- Bybit(バイビット)のP2P取引とは?基本情報
- P2P取引とは?
- P2P取引に対応している仮想通貨
- P2P取引に対応している決済サービス
- Bybit(バイビット)のP2P取引を利用するメリット
- 取引手数料が無料である
- 取引にかかる時間がほとんどない
- 日本円での直接取引が可能
- 安全性が高い
- Bybit(バイビット)のP2P取引を利用するデメリット
- 個人間取引によるトラブルの発生可能性がある
- レートが適正でない可能性がある
- 取引可能な通貨数が少ない
- Bybit(バイビット)のP2P取引を始める下準備
- 受取先情報の設定・追加方法
- Bybit(バイビット)のP2P取引で日本円を入金する方法・手順
- PC・Webブラウザでの入金方法
- スマホアプリでの入金方法
- Bybit(バイビット)のP2P取引で日本円を出金する方法・手順
- PC・Webブラウザでの出金方法
- スマホアプリでの出金方法
- Bybit(バイビット)のP2P取引に関するよくある質問
- Bybit(バイビット)のP2P取引に関するまとめ
Bybit(バイビット)のP2P取引とは?基本情報
P2P取引とは?
P2P取引、すなわちPeer to Peer取引は、個人間で直接行われる取引のことを指し、特定の中央集権的な仲介者を介さない対等な取引形式です。BybitのP2P取引プラットフォームでは、個人間での仮想通貨と法定通貨の売買が行えるよう設計されており、Bybitは安全な取引の仲介役として機能します。
このタイプの取引では、取引手数料が一切発生しないのが通常であり、そのためユーザーは国内の仮想通貨取引所の価格に比べ、より適正なレートで売買を行うことができる利点があります。
P2P取引に不安を感じる場合、Bybitは取引の保証を提供するE-checkというサービスを用いることも推奨されています。このサービスは、Bybitがトランザクションを保障することで利用者の安心を支援し、より信頼性の高い取引環境を創出しています。このように、BybitのP2P取引は利用者にとってコスト効率の良い取引チャンスを提供すると同時に、セキュリティや信頼性の面においてもサポートを提供しています。
P2P取引に対応している仮想通貨
BybitのP2P取引プラットフォームは、4つの主要な通貨—BTC、ETH、USDT、USDC—での取引をサポートしています。しかし、取引業者によっては、日本円での取引が主にUSDTとUSDCに限定されており、BTCやETHはほとんど取引対象としてリストされないことが一般的です。
もしもビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を日本円で直接取引したい場合には、PayPalを決済方法として利用することが一つの解決策です。PayPalを通じれば、米ドルでの受け取りが可能となり、後で銀行出金の際に日本円への換金を行うことができます。
このようにBybitのP2P取引では、さまざまな通貨や決済方法に対応しており、利用者は自分のニーズに応じて最適な取引経路を選択することが可能です。ただし、通貨の種類や決済方法に応じたリスクや手数料、換金レートの変動には注意を払う必要があります。
P2P取引に対応している決済サービス
BybitのP2P取引プラットフォームは、ユーザーが多様な支払いオプションを通じて仮想通貨を売買することを可能にしています。対応している7つの主要な支払いサービスは次のとおりです:
・銀行振込
・LinePay
・PayPay
・ゆうちょ銀行
・セブンイレブン(コンビニ払い)
・Revolut
・Wechat
これらの支払い方法により、利用者は自分の都合に合わせた方法でP2P取引を行うことができます。取引相手を選ぶ際には、希望する支払いオプションが利用できるかを事前にチェックする必要があります。手数料が無料であることもBybit P2P取引の魅力の一つであり、利用者は手軽に仮想通貨と日本円の交換を行うことができます。これらのオプションを活用することで、取引の自由度と利便性を更に高めることが可能です。
Bybit(バイビット)のP2P取引を利用するメリット
取引手数料が無料である
BybitのP2P取引は個人間で直接行われる取引であり、その本質上、取引所が手数料を徴収することはありません。そのため、売買にかかわる費用以外に、追加で支払うべきコストは発生しません。
唯一考慮すべき手数料は、銀行振込時の振込手数料です。これは、異なる銀行同士での取引の場合にかかるもので、同じ銀行内での振込であれば一般には手数料はかかりません。
しかしながら、この振込手数料もLINE PayやPayPayなどの電子決済サービスを利用することにより回避することが可能です。電子決済サービスは取引を瞬時に行い、追加の手数料をほとんど発生させることなく取引を完了させることができるため、仮想通貨の購入や売却において便利かつ経済的な選択肢となります。
したがって、BybitのP2P取引は費用効率のよい方法として検討する価値があるでしょう。取引の自由度が高く、余分な費用を節約しながら安全に仮想通貨を売買することが可能です。
取引にかかる時間がほとんどない
BybitのP2P取引は、個人間で直接行われるため、取引を行う両者がログインしていれば取引は非常に迅速に完了することが可能です。業者がオンラインで対応できる状態であれば、最短で数分内に売買が成立することもあり得ます。
これに対して、国内取引所を介してBybitに入金する場合、まず仮想通貨を購入し、その後それをBybitへ送金する必要があります。この一連のプロセスには数十分を要することが多く、市場が活発に動いている間に取引を行いたい場合、時間差による機会損失が発生するリスクが考えられます。
したがって、P2P取引の即時性は、特に急速に変動する市場環境において、重要な価値を提供し、ユーザーは素早い資金移動を通じて市場の機会を最大限に活用することができます。この迅速さがP2P取引の大きなメリットであり、取引タイミングを逃したくないトレーダーには特に適した取引方法です。
日本円での直接取引が可能
Bybitは、そのP2P取引プラットフォームにおいて、日本円で直接仮想通貨を取引することができる機能を導入しました。海外取引所の利点としては、多様な通貨ペアや高いレバレッジ設定が挙げられますが、これまで日本の利用者は入金の際に国内取引所を経由する必要があり、その手間が課題でした。この新しいアップデートにより、ユーザーは日本円で直接USDTやBTCなどの暗号資産を効率よく取引できるようになり、これは日本の投資家にとって非常に便利な改善点です。
安全性が高い
Bybitが提供するP2Pサービスの安全性は非常に高いと評されています。その理由は、取引が「メルカリ」のような仕組みであることです。この仕組みでは、仮に売主が資金の受け取り後に約束された仮想通貨を送金しなかった場合に、Bybitのカスタマーサポートチームが介入する保護措置が設けられています。取引の際は、P2Pプラットフォームが買い手からの注文に対して仮想通貨を一時的に押さえており、売主による送金が確認できない状況が10分続いたならば、カスタマーサポートが迅速に対応します。ライブチャットやメール([email protected])での問い合わせにより利用者はサポートを受けられるため、万一の悪質な売主との取引においても、Bybitが安全な取引環境と返金保証を提供してくれるのです。
Bybit(バイビット)のP2P取引を利用するデメリット
個人間取引によるトラブルの発生可能性がある
BybitのP2P取引は、システムが仲介するとはいえ基本的には個人間取引の性質を持っています。そのため、送金後に相手の都合(例えば送金制限など)で取引が迅速に完了しない可能性も存在します。万が一、このような状況に直面した場合、Bybitのサポートチームに問い合わせることで、問題解決に向けた仲介を行ってもらえますが、このプロセスには追加の手間が発生します。したがって、スムーズな取引体験を重視する場合、評価の高い業者を選ぶことをおすすめします。このように優れたサービスを選択することで、貴重な時間と労力を節約し、より信頼性の高い取引環境の中で仮想通貨を売買することができるでしょう。
レートが適正でない可能性がある
BybitのP2P取引において、売り手や買い手が少ない時間帯では、市場の一般的なドル円レートと比較して価格の乖離が顕著になることがあります。このような状態で取引を行うと、非効率的な価格で売買が成立してしまうリスクがあるため、特に価格乖離が大きい場合は時間帯を選び直し、昼間などより多くの参加者がいる時間に取引業者を改めて探すことが推奨されます。そのようにすることで、より公正で合理的な価格での取引が期待でき、最終的にはユーザー自身の満足度向上につながります。
取引可能な通貨数が少ない
BybitのP2P取引では、現在BTC、ETH、USDT、USDCという4種類の主要な通貨を取り扱っています。これらの仮想通貨は投資家にとって非常にポピュラーな選択肢であり、それゆえに高い需要があります。しかし、アルトコイン投資家にとっては、取り扱い通貨の範囲が限られているため、やや不十分かもしれません。もともとはUSDTのみが取り扱い対象であったものの、Bybitはその後BTCとETHを加えるなど、プラットフォームのアップデートを行い、対応通貨を拡大し続けています。さらに、日本円での取引が可能になったこともあり、サービスの拡張は目覚ましいものがあります。これらの進展を踏まえると、将来的にはさらなる通貨種類の増加も期待されるでしょう。
Bybit(バイビット)のP2P取引を始める下準備
BybitでP2P(Peer to Peer)取引をスタートするための準備として、次の3つの設定を完了させる必要があります:
Google認証:Google Authenticatorなどのアプリを使い、二段階認証(2FA)を設定し、アカウントのセキュリティを強化。
本人確認:KYC(Know Your Customer)プロセスを通じて、身分証明書などを提出し、本人確認を行う。
受取先情報設定・追加:取引で利用する銀行口座や電子決済サービス(例:PayPay)などの情報をプロファイルに追加する。
これらの手順を遂行することで、BybitのP2P取引プラットフォーム上で安全かつ円滑に取引が行えるようになります。P2P取引は、ユーザー間で直接仮想通貨とフィアット(法定通貨)の交換が行えるため、利用者が直接価格や条件を設定できる利点があります。事前にこれらの準備を整えることで、取引の効率性と安全性を確保することができます。
本記事では以下で受取先情報の設定方法を解説します。
受取先情報の設定・追加方法
Bybit(バイビット)のP2P取引で日本円を入金する方法・手順
PC・Webブラウザでの入金方法
スマホアプリでの入金方法
Bybit(バイビット)のP2P取引で日本円を出金する方法・手順
PC・Webブラウザでの出金方法
スマホアプリでの出金方法
Bybit(バイビット)のP2P取引に関するよくある質問
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BybitのP2P取引を行うための条件は何ですか?
BybitでP2P取引を行うには、本人確認(KYC)のレベル1を完了する必要があります。2023年5月以降、すべてのサービス利用にKYCが必要になりました。詳しい手順についてはBybitの本人確認・KYCのページを参照してください。 -
BybitのP2P取引のキャンセルとペナルティはどのようになっていますか?
BybitのP2P取引ではキャンセルが可能ですが、購入者は15分以内に支払わないと、販売者は15分以内に受渡しを完了しないとキャンセルされます。1日に3回以上のキャンセルで24時間取引停止のペナルティがあり、評価が下がる可能性もあります。 -
BybitのP2P取引で問題が発生した場合、どう対応すればいいですか?
正常に取引が完了しない場合は、カスタマーサポートに問い合わせるか、P2P取引画面の「申請を送信」から取引メッセージにて仲介を依頼してください。トラブル時はスクリーンショットを撮っておくとスムーズな対応が期待できます。 -
BybitのP2P取引の最小および最大取引額はいくらですか?
最小取引額は250円で、最大取引額は650万円です。取引業者によっては取引額の上限が設定されていることがありますので、事前に確認してください。 -
BybitのP2P取引で仮想通貨の現金化は可能ですか?
USDT、USDC、BTC、ETHの4種類の仮想通貨を現金化・換金することができます。 -
BybitのP2P取引以外の入金・出金方法は何がありますか?
P2P取引以外では、仮想通貨での入金やクレジットカード入金、仮想通貨での出金が可能です。詳しい方法はBybitの入金・出金・送金方法ページをご覧ください。 -
BybitのP2P取引を利用した入金で入金ボーナスは受け取れますか?
はい、P2P取引を利用した仮想通貨入金でも基本的に入金ボーナスを受け取ることができます。 -
BybitのP2P取引で対応している法定通貨は何ですか?
円やUSドル、ユーロを含む32種類の法定通貨に対応しています。 -
BybitのP2P取引でUSDTの販売ができない場合、どうすればいいですか?
USDTを売るには、資金調達アカウントにUSDTを用意しておく必要があります。他のアカウントから「資金調達アカウント」への振替が必要です。
Bybit(バイビット)のP2P取引に関するまとめ
本記事ではP2P取引に関する情報を解説してきました。Bybitは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度な取引機能で知られるグローバルな暗号通貨取引プラットフォームです。安全性に優れた口座管理システム、迅速な入出金処理、24時間365日のサポートにより、初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足しています。
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