Slash Advisor > Bybit(バイビット)の評判・口コミを徹底解説!メリットデメリットから使い方まで > Bybit(バイビット)の2種類のマージン取引について、違いや手順、おすすめについて徹底解説!

Bybit(バイビット)の2種類のマージン取引について、違いや手順、おすすめについて徹底解説!

最終更新日:

本記事で得られる情報
  • Bybit(バイビット)のマージン取引とは何かがわかる。
  • Bybit(バイビット)でのマージン取引の設定方法がわかる。
  • Bybit(バイビット)のマージン取引における手数料の計算方法がわかる。
いまだけ限定キャンペーン中!

そもそもマージンとは?

マージンとは、取引に欠かせない証拠金のことで、仮想通貨FXを専門とするBybit取引所では、これが必ず必要です。Bybitでは、証拠金がロスカットの「破産価格」に直結し、証拠金が少ないとロスカットを受けやすい状況になります。このロスカットを回避するため、Bybitはクロスマージンと分離マージンの2つのオプションを提供しています。

レバレッジ取引を行う際には、クロスマージンと分離マージンの違いを把握して、状況に応じた適切なマージンモードを選ぶことが重要です。これらのマージンモードは最大で100倍のレバレッジを提供する機能を持っています。

Bybit(バイビット)のクロスマージン

Bybitでのクロスマージンは、口座残高全額を取引の証拠金として活用する方法です。このモードは、リスクを取りつつ大きな利益を目指すトレーダーに適していますが、大きな損失にも繋がる可能性があるため注意が必要です。クロスマージンでは、自由にレバレッジを設定できず、Bybitが可能とする最大レバレッジ100倍が適用されます。

ロスカットに関しては、Bybitでは破産価格という独自の基準を利用しており、レバレッジの大小が基準の変動に影響します。また、万が一ロスカットが発生すると、口座残高の全額を失うことになるため、この点を踏まえた上で取引を行うことが重要です。

必要証拠金と維持証拠金については、必要証拠金がレバレッジ取引の担保金であり、維持証拠金がポジションを維持するための証拠金であることを理解しましょう。クロスマージンでは、実効レバレッジがポジションの最大損失額に基づいて計算されること、そしてROI(未実現損益)もポジション証拠金に基づいて求められることを把握する必要があります。

最終的に、Bybitのクロスマージンでは、ポジションの種類やロング・ショートに応じて破産価格が異なるため、それぞれの計算式を確認し、適切な管理を行うことが肝心です。

Bybit(バイビット)の分離マージン

分離マージンは、預けられた証拠金の一部だけを利用して仮想通貨投資を行う手法です。この方法では、全資金を使わずにリスクを控えめに投資を楽しむことができます。Bybitでは、レバレッジ倍数を自分で調整可能な柔軟な設定が可能なため、慣れていない方には分離マージンが特におすすめです。1倍のレバレッジでリスクを最小限に抑えながら取引を始めることもできます。

分離マージンでは、必要証拠金と維持証拠金を自分で管理し、さらにBybitはロスカットを契約種類やポジションに応じた破産価格を基準に行います。必要証拠金は、契約サイズと参入価格に応じたレバレッジで計算され、維持証拠金はポジション価額と維持証拠金率で決まります

実効レバレッジは、マーク価格をベースにして算出され、詳しい計算法はBybitのガイドラインに従います。未実現損益の計算も、ポジション証拠金をもとにして行い、分離マージンを使用する際は、破産価格に留意しながら取引する必要があります。ロスカットのリスクが増える可能性があるため、口座の資金管理と取引戦略を慎重に考えることが重要です。

さらに、分離マージンを用いた取引では破産価格が変動するため、特にUSDT無期限契約とインバース無期限契約の破産価格の計算に注意する必要があり、ロングポジションとショートポジションで異なる計算式を理解し、適切なレバレッジ設定を心がけましょう。

Bybit(バイビット)のクロスマージンと分離マージン、おすすめなのは、、、

Bybitでのクロスマージンと分離マージンには顕著な違いがあり、クロスマージン口座残高全額を証拠金として利用し、設定可能なレバレッジは最大倍率のみとなりますが、ロスカット時には口座残高すべてを失います。一方、分離マージンでは証拠金の割合を自分で設定でき、1〜最大倍率の間でレバレッジを調整可能です。ロスカット時に失うのは証拠金のみであり、より複雑な証拠金管理が必要ですが、リスクは低く保たれます

クロスマージンは、証拠金のシンプルな管理を求める経験者や、高リスク・高リターンの取引を好む者に適しているのに対して、分離マージンは、リスクを抑えて慎重な取引をしたい初心者やリスク回避志向のトレーダーにおすすめです。低レバレッジから始めて、リスクを最小化しながら取引することが可能です。

クロスマージン分離マージン
証拠金の割合口座残高全額自分で設定
設定できるレバレッジ最大倍率のみ1〜最大倍率
ロスカット口座残高すべてを失う失うのは証拠金のみ
証拠金管理簡単複雑
リスク高い低い

両者の違いを表でわかりやすくまとめると上のようになります。

Bybit(バイビット)のマージン設定方法

Bybit(バイビット)でのマージン設定は取引画面から容易に行うことができます。デフォルト設定はクロスマージンになっているため、分離マージンを望むトレーダーは自分で変更する必要があります。

USDT契約無期限契約とインバース無期限契約の両方で、まず取引画面を開き、注文画面の上部に位置する「クロス(もしくは分離)」の部分をクリックします。そうするとマージン設定画面が開くので、ここで希望するマージンモードを選択し、設定を完了させます。このシンプルなステップにより、ユーザーはクロスマージンと分離マージンのいずれかを選び、取引戦略に応じたレバレッジを容易に設定することが可能です。

Bybit(バイビット)のマージン取引の手数料

Bybit(バイビット)におけるマージン取引は、保有している資産を担保にして、取引所から追加資金を借りることができるデリバティブ商品です。これにより、ウォレットの残高を超える大きなポジションを取ることが可能となります。また、Bybitでは最大10倍のレバレッジが利用できる点も注目です。

マージン取引をする際は、取引手数料に加えて、利息や強制決済手数料が発生します。手数料は、以下の表の通りVIPランクや取引量によって異なり、テイカーとメイカーで異なる手数料率が適用されます。

VIPランク総資産高(ドル)直近30日の平均純借入額(ドル)直近30日の取引高条件(ドル)テイカーメイカー
一般5万未満5万未満0~100万未満0.1%0.1%
VIP 15万5万100万以上~200万未満0.06%0.04%
VIP 225万25万200万以上~400万未満0.05%0.025%
VIP 350万50万400万以上~600万未満0.045%0.02%
VIP 4100万150万600万以上~800万未満 (API取引高 20%以下)0.04%0.015%
VIP 5200万200万800万以上~1.000万未満 (API取引高 20%以下)0.035%0.0125%
WIP1.000万以上 (API取引高 20%以下)0.02%0.005%
Pro 1600万以上~800万未満 (API取引高 20%以上)0.04%0.015%
Pro 2800万以上~1.000万未満 (API取引高 20%以上)0.035%0.0125%
Pro 31.000万以上~3.000万未満 (API取引高 20%以上)0.03%0.01%
Pro 43.000万以上~6.000万未満 (API取引高 20%以上)0.025%0.00075%
Pro 56.000万以上 (API取引高 20%以上)0.02%0.005%

利用者の資産総額や直近30日の取引の量などがランクアップの条件となり、より有利な手数料率を享受することも可能です。

計算式は以下のとおりです。

  • 取引手数料 = 約定注文数量 × 現物取引手数料率
  • 利息 = 借入額 × 日次利息率/24 × 借りていた時間
  • 強制決済手数料 = 強制決済資産 × 強制決済手数料率(手数料率は一律2%)

マージン取引では、1時間ごとに利息がかかるため、借入金に対する利息を支払う必要がありますが、借りた資金はいつでも返済が可能です。強制決済になった場合には、2%の手数料が証拠金保険基金プールに注入される仕組みになっています。これらの特徴を理解してマージン取引に取り組むことが大切です。

Bybit(バイビット)のマージン取引に関するまとめ

本記事ではBybitのマージン取引に関する情報を解説してきました。Bybitは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度な取引機能で知られるグローバルな暗号通貨取引プラットフォームです。安全性に優れた口座管理システム、迅速な入出金処理、24時間365日のサポートにより、初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足しています。

口座開設は非常にシンプルでわずか数分で完了します。まだ口座開設をしていないという方は、この機会に登録して取引を開始しましょう!

いまだけ限定キャンペーン中!