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- Bybit(バイビット)のステーキングとは何かがわかる。
- Bybit(バイビット)でのステーキングのやり方がわかる。
- Bybit(バイビット)でのステーキングのメリット、デメリットがわかる。
- Bybit(バイビット)のステーキングとは
- Bybit(バイビット)でステーキングできる銘柄と利率一覧
- Bybit(バイビット)のの積立ステーキングのメリット3選
- Bybitでは高い利回りで運用できる
- 利息を毎日受け取ることができる
- Bybit積立ステーキングは自由に払い戻し(解除)が可能
- Bybit(バイビット)のの積立ステーキングのデメリット3選
- ステーキングできる通貨が少ない
- Bybitは複利の運用には対応していない
- 人気通貨はすぐに売り切れる
- Bybit(バイビット)の積立ステーキングの事前準備
- Bybit(バイビット)のの積立ステーキングの手順(スマホアプリ対応)
- Bybit(バイビット)のステーキングのできない原因と対処法
- 1,本人確認(KYC)レベル1が完了していない
- 2,ステーキングの限度額に満たない・超えている
- 3,資産運用アカウントに振替していない
- Bybit(バイビット)のステーキングに関するよくある質問と回答
- Bybit(バイビット)のステーキングに関するまとめ
Bybit(バイビット)のステーキングとは
ステーキングは、特定の仮想通貨を預けることで報酬が得られる資産運用サービスです。技術的な知識が不要で、簡単に高利回りの運用を始めることができます。報酬の量は預けた「数量」と「期間」によって変わります。Bybitでは、いつでも引き出し可能な「積立ステーキング」と、一定期間の預入後、引き出しが不可能となる「定期ステーキング」が利用でき、後者は前者より銘柄は少ないものの、利回りが約2~3倍高くなる傾向にあります。しかし、価格変動リスクや引き出しの制約など、ステーキング特有のリスクも理解する必要があります。また、利用可能な銘柄やその年率利回り(APY)は変動するため、最新情報は公式サイトで確認することが推奨されます。
方式 | 積立ステーキング | 定期ステーキング |
---|---|---|
ステーク期間 | 無期限 | 30日間/60日間 |
払い戻し | いつでも可能 | 30日もしくは60日 |
利回り | 低い | 高い |
銘柄数 | 18種類 | 4種類 |
Bybit(バイビット)でステーキングできる銘柄と利率一覧
2024年において、Bybitで提供されているステーキング可能な銘柄とそれぞれの年率利回り(APY)は下の表にまとめられています。積立ステーキングでは多数の銘柄を利用できますが、定期ステーキングは対応銘柄は少ないものの、その代わり利回りが高めに設定されています。ただし、APYは常に変動するため、最新の情報についてはBybitの公式サイトで提供されているステーキング利回り一覧を確認することが重要です。
商品名 | APY (年率利回り) |
---|---|
BTC | 0.44% |
ETH | 0.39% |
BIT | 1.50% |
USDT | 1.80% |
DAI | 1.98% |
BUSD | 2.20% |
ADA | 0.55% |
ATOM | 1.10% |
AVAX | 0.72% |
AXS | 2.20% |
DOT | 1.32% |
FTM | 1.32% |
GSTS | 8.00% |
KASTA | 6.5% |
MATIC | 1.10% |
NEAR | 0.44% |
ONE | 0.44% |
SHIB | 0.55% |
SOL | 0.58% |
Bybit(バイビット)のの積立ステーキングのメリット3選
Bybitでは高い利回りで運用できる
Bybitの積立ステーキングは他の取引所に比べて高利回りで運用することが可能という大きなメリットがあります。特に、ステーブルコインであるUSDTやBUSDなどでは、Bybitの年率利回り(APY)がBinanceのそれと比べて倍近く高くなっているケースがあります。
商品名 | Bybit | Binance |
---|---|---|
BTC | 0.44% | 0.72% |
ETH | 0.79% | 1.18% |
USDT | 2.15% | 1.18% |
BUSD | 2.20% | 1.25% |
DAI | 1.98% | 1.19% |
ステーブルコインは米ドルと連動しており、他の暗号資産よりも価格が安定しているため、リスクを抑えつつ運用したい方におすすめです。法定通貨の定期預金などと比較しても、はるかに高い利回りが期待できるため、売買に自信がない方にとってもステーキングは魅力的な投資オプションとなるでしょう。
ただし、暗号資産の価格は法定通貨に比べ変動が大きいため、その点を理解し運用にあたっては注意が必要です。
利息を毎日受け取ることができる
Bybitでは、ステーキングを利用することで、保有している暗号資産から毎日報酬を獲得できることが大きなメリットです。これは、売買によるトレードとは異なり、チャート分析や経済ニュースの追跡が不要で、面倒な作業を行わずに収益を生むという点で特に魅力的です。デイトレードが苦手な方や暗号資産を長期保有する意向のある方にとって、ステーキングは理想的な選択肢となります。
Bybitのステーキングでは2日後の午前9時から、"日次収益"として毎日利息が口座に入金されるため、資産が増加している実感を持つことができます。このプロセスはBybitのウェブサイト上で、「資産運用」セクションから「Bybitステーキング」と進むことで確認可能です。毎日の利益受取りを手軽に経験することが、ステーキングの利用における大きなメリットであり、忙しい方や投資初心者にも利便性が高い運用方法です。
Bybit積立ステーキングは自由に払い戻し(解除)が可能
Bybitにおける積立ステーキングは、いつでも自由に払い戻しができる柔軟性を備えている点が大きなメリットです。これにより、仮想通貨市場の急激な変動に対しても、状況に応じて迅速に反応することが可能になります。
たとえば、市場が下落傾向にある時にも、ステーキングされている資産を即座に払い戻し、リスクを回避することができます。これは、多くの定期ステーキングサービスが一定期間資金を拘束することとは対照的です。
さらに、Bybitではステーキングの解除時にかかる追加の手数料がないため、余計なコストを心配せずにステーキングを利用できる点も利点です。投資家にとっては、短期間の運用でも高い利回りを享受しつつ、資金の流動性を維持できるという特性が、積立ステーキングを非常にアトラクティブな選択肢としています。
Bybit(バイビット)のの積立ステーキングのデメリット3選
ステーキングできる通貨が少ない
積立ステーキングにおけるデメリットとして、ステーキングできる通貨の種類が少ない点が挙げられます。例えば、Bybitでは18種類の通貨でステーキングが可能ですが、Binanceでは100種類以上の暗号資産が対象です。そのため、ステーキングの通貨選択に際しては、BybitとBinanceのAPYを比較し、求める利回りや運用する通貨に応じて使い分けることが推奨されます。また、売り切れたステーキング商品は再販される場合があるため、取引所の発売状況を定期的にチェックすることも大切です。
Bybitは複利の運用には対応していない
Bybitの積立ステーキングは複利運用に対応していないという点がデメリットです。複利運用とは、得た利子を再び投資に充て、その利子からさらに利子を得る運用方法を指し、長期的には収益の加速度的増加を見込むことができます。
他の海外仮想通貨取引所であるBinanceでは、このような複利運用が可能であるため、Bybitでの複利運用の不可は競合他社と比較して不利があると言えます。ただし、Bybitユーザーは手動で受け取った利息を再投資することで複利効果を得ることはできますが、このプロセスは手間という点でデメリットがあります。
このように、自動での複利運用に対応していないことはBybitの積立ステーキングのデメリットの一つですが、投資家が自発的に運用戦略を立て、積極的に資産を管理することを望む場合には、その必要性が減るかもしれません。なお、Bybit利用者は定期的にステーキングの収益をチェックし、必要に応じて手動での複利運用を実施することが推奨されます。
人気通貨はすぐに売り切れる
Bybitにおける積立ステーキングのデメリットの一つに、「人気通貨がすぐに売り切れる」現象があります。特に、高利回りで提供される期間限定の銘柄には大きな注目が集まり、限られたステーキング枠は速やかに埋まってしまいます。
即座に売り切れる人気通貨をステーキングしたい場合は、Bybitの公式Twitterやステーキング利回り一覧での発表に注意を払い、タイムリーに最新情報をチェックすることが重要です。再販される可能性があるため、一度売り切れても諦めずに、その通貨の情報を追いかけ続けることをおすすめします。これにより、希望する人気通貨での積立ステーキングのチャンスをつかみやすくなります。
Bybit(バイビット)の積立ステーキングの事前準備
Bybitで積立ステーキングを開始するためには、まず日本円を使用して国内取引所で仮想通貨を入金する必要があります。Bybitは日本円の直接入金には対応していないため、Coincheck(コインチェック)などの国内取引所で口座を開設することからスタートします。Coincheckは手数料が安いため、Bybitへの送金において余分なコストがかかりません。
次に、仮想通貨を購入します。リップル(XRP)は送金手数料が安く、Bybitへの移動に適しています。購入した仮想通貨はBybitの口座に送金することになります。
Bybitで新規口座を開設する際は、公式サイトにアクセスしてメールアドレスとパスワードを登録します。その後、国内取引所からBybit口座に対して仮想通貨を送金します。このプロセスは、パソコンあるいはスマートフォンから行うことができ、詳しい入金方法はBybitのガイドに記載されています。
送金が完了したら、積立ステーキングに適した仮想通貨に両替する必要があります。例えば、リップル(XRP)をビットコイン(BTC)に両替したり、手数料の面でUSDTを経由してBTCに交換する方法もあります。
このようにBybitにおける積立ステーキング開始の準備は、国内取引所での口座開設、仮想通貨購入、Bybit口座開設、送金、そして目当ての仮想通貨への両替というステップで成り立っています。
Bybit(バイビット)のの積立ステーキングの手順(スマホアプリ対応)
国内取引所から送金された暗号資産をBybitにて積立ステーキング用の通貨に両替した後、さらにその資金をBybitにおけるステーキングに適した資金調達アカウントへ移動させる必要があります。アプリ画面上で「振替」操作をし、暗号資産の種類と量を選んで移動させます。
積立ステーキングを開始するには、以下の手順を踏みます:
- 「資産運用」をタップ
- ステーキングしたい暗号資産とステーキングの種類を選択
- 「払い出し自由」または「定期」を選ぶ
- 投資額を入力し「今すぐステーキングする」をタップ
このプロセスにより、Bybitでのステーキングが開始され、スタートしてから2日後には利回りが入金され始めます。
Bybitでのステーキングは、仮想通貨の選択と金額の設定を行うだけで簡単に開始できます。これにより、投資者はBybitのプラットフォーム上で手間なく資産運用を行うことができるようになります。
また、Bybit以外の業者のステーキングサービスに関心がある方は、「【2024年最新】ステーキングにおすすめの仮想通貨・取引所をランキング形式で紹介!」の記事も参考にすると良いでしょう。
Bybit(バイビット)のステーキングのできない原因と対処法
Bybitでステーキングができない主な原因は以下の3点に分けられます。
1,本人確認(KYC)レベル1が完了していない
Bybitでステーキングを始めるためには、本人確認レベル1が完了している必要があります。これには身分証明書の提出と顔認証が含まれます。この手続きが未完了である場合にはステーキングを利用することはできません。
2,ステーキングの限度額に満たない・超えている
Bybitには各ステーキング商品ごとに定められた最小額と最大額の制限があります。選択したステーキング額がこの限度を超えている、または満たない場合には、ステーキングすることができませんので、入力額をチェックすることが肝要です。
商品 | 最小額 | 最大額 |
---|---|---|
USDT | 20 USDT | 500.000 USDT |
USDC | 20 USDC | 200.000 USDC |
BTC | 0.001 BTC | 10 BTC |
ETH | 0.01 ETH | 100 ETH |
3,資産運用アカウントに振替していない
積立ステーキングを行うには、事前に資産を資産運用アカウントへ移す必要があります。もし資金が現物アカウントやデリバティブアカウントに残っている場合は、ステーキングを開始することはできません。
これらの解説は、Bybitでステーキングを利用する際に必要となる事前の準備や確認を指しています。もしステーキングができない場合、先ずはこれら3点を確認し、必要な手続きを完了させてから再度トライしてみてください。
Bybit(バイビット)のステーキングに関するよくある質問と回答
-
Bybitの積立ステーキングの払い戻し・解除方法は?
Bybitでの積立ステーキングの払い戻し・解除方法は、以下の手順で行います。まずBybitの公式ホームページにアクセスし、トップページから「注文」➝「資産運用注文」の順に進みます。「Bybitステーキング」セクションで解除したいステーキングを選択し、払い戻しを行います。部分的な解除も可能です。 -
ステーキングによる日次収益の計算方法は?
ステーキングでの日次収益は、ステーキングした通貨の枚数と年間利回りを用いて計算されます。計算式は以下の通りです:日次収益=ステーキングした通貨の枚数× (年間利回り÷365)。例えば、年間利回り5.5%で10,000USDCをステーキングした場合の日次収益は1.5USDCになります。ただし、計算には年間利回りが100%を1として使用される点に注意が必要です。 -
Bybitのステーキングでの複利運用はどのように行いますか?
Bybitでは自動的な複利運用サービスには対応していません。ステーキングで得た報酬を再度ステーキングに追加するには、利益を手動で「Bybitステーキング」セクションで対象通貨に追加する必要があります。 -
Bybitのステーキングにはどのような種類がありますか?
Bybitでは、「積立ステーキング」と「定期ステーキング」の2種類を提供しています。積立ステーキングはいつでも払い戻し可能で、定期ステーキングは30日または60日の特定のタイミングでのみ払い戻しが可能です。 -
Bybitのステーキングはいつでも払い戻し可能ですか?
Bybitの積立ステーキングはいつでも払い戻しができますが、定期ステーキングはステーキング期間終了後の払い戻しに限られます。そのため、XYMなど終了したステーキングの払い戻しはできません。 -
Bybitのステーキングはどの仮想通貨に対応していますか?
BybitのステーキングはUSDT(テザー)、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)など複数の主要な仮想通貨に対応しています。また、BitDAOなど特定のトークンのステーキングも利用可能です。 -
Bybitのステーキング状況はどこから確認できますか?
Bybitでのステーキング状況は、「注文履歴」を通じてステーキングページで確認可能です。 -
Bybitのステーキングにはリスクが伴いますか?
Bybitのステーキングには市場リスクがあり、価格変動による損失発生の可能性があります。 -
Bybitのステーキング報酬には税金の問題がありますか?
Bybitのステーキング報酬に対しては税金がかかる可能性があるため、税務申告時にはご注意ください。 -
Bybitのステーキングは複利運用に対応していますか?
Bybitでは自動的な複利運用は提供されていませんが、ユーザーが手動で再投資を行うことにより複利運用が可能です。 -
Bybitは日本人の取引を禁止していますか?
Bybitでは日本人の取引は禁止していませんが、日本国内での金融規制に関する情報を十分に確認し、自己責任での取引を心がけてください。
Bybit(バイビット)のステーキングに関するまとめ
本記事ではBybitのステーキングに関する情報を解説してきました。Bybitは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度な取引機能で知られるグローバルな暗号通貨取引プラットフォームです。安全性に優れた口座管理システム、迅速な入出金処理、24時間365日のサポートにより、初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足しています。
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