Bybit（バイビット）テストネットでできること、登録方法、注意点を解説！

最終更新日:2024年1月27日

Bybit（バイビット）のテストネットとは

無料でトレードができるデモ環境

Bybitのtestnet（※以下テストネット）は、初心者や経験積みたい方に最適な無料のデモ口座環境で、本番さながらのトレード練習が可能です。ユーザーは、追加コストや本人確認（KYC）の手間なしで、テストコインを用いてリスクフリーで取引を体験できます。Bybitのスマホアプリはテストネットには対応していませんが、スマホのブラウザからもパソコンと同様にアクセスし、登録することが可能です。

テストネットでできること一覧

Bybitのテストネットは、実際の取引口座に近いデモトレード環境を提供しており、ユーザーはリアルマネートレードの重要な機能をすべて体験できます。これには口座登録、資金の振り替え、デモトレード、APIの使用、さらには特典の受け取りも含まれます。ただし、テストネットはテスト目的であるため、特典などは実際の価値はありません。

Bybitのテストネットではトレーディングをリアルに練習するのに十分なコインが最初から配布されており、いくらでも取引の練習をすることが可能です。残高不足の場合は、「入金」機能を使って資産を増やすこともできますが、実際のお金は必要ありません。デリバティブ口座にこれらの資産を振り替え、デモトレードでスキルを磨くことをお勧めします。

Bybit（バイビット）のテストネット登録方法

登録手順が簡単なBybit（バイビット）のtestnet（テストネット）にアクセスしてみましょう。以下はパソコンからの登録方法ですが、スマートフォンでも操作に大きな違いはありません。

Bybit　テストネット 登録方法（PCブラウザ版）

BybitのテストネットURLにアクセスします。正しいURLが使用されているか確認しましょう：

【testnet】https://testnet.bybit.com/ja-JP/
【本番環境】https://www.bybit.com/ja-JP/
必要な登録情報を入力します。「登録」ボタンをクリックし、Eメールアドレスまたは携帯電話番号とパスワードを入力して「アカウントを作成する」を押します。

パズル認証やタイル認証をクリアします。画面の指示に従って認証作業を進めてください。

EメールまたはSMSに送られた認証コードを入力します。認証コードが期限切れの場合は、「再送」を押して新しいコードを受け取りましょう。

これでBybit testnetへの登録が完了します。テストネットでは、本人確認登録（KYC）や二段階認証登録は不要です。これからデモ口座でトレード練習を行う準備が整いました。

Bybit（バイビット）のテストネット入金方法

Bybitのテストネットでは、登録時に以下のテストコインが自動的にアカウントに付与されています。

テストコインが不足した場合は、さらにコインを獲得するための簡単な手順をご紹介します。

テストコインを追加する方法：

Bybitテストネットのホーム画面右上で「資産」をクリックします。

「テストネット用の通貨を申請」のリンクに進みます。

最後に「申請」ボタンをクリックすると、24時間以内に10,000USDTと1BTCがアカウントに追加されます。ただし、テストコインの申請は24時間に1回だけ可能です。

Bybitテストネットにおけるこれらの手続きによってトレード練習はより有意義になります。

Bybit（バイビット）で実際にデモトレードをやってみよう

Bybitのテストネットで資金移動とデリバティブ取引を行う流れは次の通りです。

資金移動：テストネットの資金は、初期状態でデリバティブ口座に配分されています。現物取引やステーキングなどを試すためには、資金を移動する必要があります。資産概要画面で「振替」を選択し、移動先の口座、使用する通貨、そして数量を選んだ後、「確定」をクリックして移動を完了します。

取引画面の表示：取引の種類を選択するために、画面上部のオプションから取引を行いたい市場を選びます。

注文画面の入力：取引画面が表示されたら、注文に必要な情報を入力します。USDT無期限契約の取引では、注文画面が画面右上にあり、必要なマージンとレバレッジ、注文タイプ、価格、数量を設定して、最後に「買いで参入」または「売りで参入」をクリックして注文を行います。

このようにBybitのテストネットは、実際の資金を使わずに、取引の流れや機能に慣れるのに最適な環境を提供します。初心者から経験豊富なトレーダーまで、リスクフリーでスキルを向上させるための取引練習に活用できる画期的なツールです。

Bybit（バイビット）のテストネットの活用方法

何度失敗しても無料でトレードできる

Bybitのテストネットを使った取引は、テストコインを利用するため、もし失敗しても実際の資産に影響はありません。この特徴は特に仮想通貨取引が初めての初心者にとって大きなメリットを提供します。実際のお金をリスクにさらさず、失敗を恐れずにトレードの練習が可能です。

エラーから学んで、どんどん新しい戦略を試し、スキルを向上させるチャンスとしてテストネットを活用できます。お金がかからないことがわかっていれば、初めての海外取引所の取引も気軽に行えるので、デモトレードを繰り返しながら取引に慣れる良い機会となります。

本番環境と同じ取り引きの練習ができる

Bybitのテストネットの大きなメリットは、本番環境と同様の多様な取引オプションに対応している点です。デリバティブ取引やNFT売買といった本番環境ではリスクを感じて躊躇してしまうような取引に対しても、テストネットでは気軽にチャレンジすることが可能です。これは現物取引以外にもトレードの経験を広げたい方々にとって理想的な環境を提供しており、新たなトレードスキルを練習するための安全でコストフリーの場となっています。

自作のAPIで自動売買を試せる

Bybitのテストネットは、取引所プラットフォームと連携させるためのAPI（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）の登録とテストを行うのに適しています。APIは自動売買プログラムなどでよく用いられる技術で、自分でプログラミングした自動売買を実践するために必要です。プログラムのテストや精度を高める際に、テストネットを無リスクのテスト環境として活用することができます。そのため、開発した自動売買プログラムをテストネット上で試運転してしっかりとチューニングした後、本番環境で利用するのが非常に有効なアプローチです。

Bybit（バイビット）のテストネットの注意点

リアル口座と間違えないようにする

取引を行う際にリアル口座とテストネットを間違えないよう、注意が必要です。実際の取引口座とBybitのテストネットは同じデザインで表示されるため、一見すると見分けがつかないことがあります。リアル口座とテストネットを正確に区別するには、使用しているウェブページのURLに「testnet」という文字が含まれているかどうかを確認してください。

デモ口座と勘違いしてリアル口座で思わぬ大きな取引をしてしまわないよう、トレードの前に毎回URLをチェックする習慣をつけることが大切です。安全な取引を継続するためにも、この簡単なステップに注意を払いましょう。

実際に仮想通貨を入金、出金はできない

Bybitのテストネットでは実際の仮想通貨の入金や出金はできません。テストネットの出金機能は見た目上存在はしますが、実際には利用することができないため、リアルな資産の流出の危険はありません。一方、入金についてはBybitのテストネット上に警告が表示されますが、ライブチャットを通じてテスト用の入金申請を行うことは技術的に可能です。しかし、testnetは初期状態で取引に必要なテストコインがアカウントに提供されており、実際の資金の投入は不要です。重要なのは、テスト環境へ実際の資産を入金すると、その資金はもとに戻せないという点です。実際の資産をテストネットに入金したいと考える場合は非常に慎重に行動する必要があります。

Bybit（バイビット）のテストネットに関するまとめ

本記事ではBybitのテストネットに関する情報を解説してきました。Bybitは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度な取引機能で知られるグローバルな暗号通貨取引プラットフォームです。安全性に優れた口座管理システム、迅速な入出金処理、24時間365日のサポートにより、初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足しています。

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