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- NFTの転売とは何かがわかる
- NFTの転売方法・やり方がわかる
- NFTの価値が上がるものの見分け方がわかる
- NFTの転売は違法?
- NFTの転売とは?
- NFTの転売の大まかな流れ
- NFTの転売は儲かる?
- NFT転売が盛り上がっている要因
- NFTの認知度が高まり、市場が成長している
- 価格が高騰するケースが多い
- 転売が積極的に行われている
- NFT転売のメリット・デメリット
- NFT転売のメリット
- NFT転売のデメリット
- 儲けたい人は要注意!実はNFT転売に潜むリスク
- 買い手が見つからないリスクがある
- 購入時よりも値下がりするリスクがある
- NFTの価格が上がるかどうかの見極め方3選
- 人気のあるクリエイターやコレクションであるか
- ユーティリティ(特典)がついているか
- 個数限定販売であるか
- NFT転売のやり方を手順別に解説
- メタマスクを用意する
- 国内取引所必要な通貨を購入
- 用意したメタマスクに送付
- メタマスクをBybitに繋いでNFTを購入
- Bybitで持っているNFTを出品
- NFT転売で効率よく稼ぐコツを紹介
- アローリストを獲得する
- giveaway企画に参加する
- 転売するNFTを自分で用意する
- ミント (Mint) 後に即売りする
- 安く買って高く売る
- 長期保有で値上がりを待つ
- NFTのクジラが保有している作品に注目する
- 転売利益を出している人のアクティビティを調査する
- NFT転売が成功した作品事例
- Moonbirds
- Shinsei Galverse
- Crypto Ninja Partners
- NFTの転売に関するQ&A
- NFTの転売に関するまとめ
NFTの転売は違法?
NFTの転売は完全に合法であり、専用のプラットフォームが存在し、この活動が推奨されているという事実は、NFTの大きな魅力の一つです。転売による価格変動はNFTの基本的な特徴であるため、為替や株式投資と類似したものとして理解すると良いでしょう。NFT市場では、出品されているものの中で最も低価格のものを「フロアプライス」と呼び、それがそのNFTの価格基準とされています。
NFTの転売とは?
NFTの転売の大まかな流れ
NFTの転売プロセスは、大きく4つのフェーズに分けることができます。最初に、OpenseaのようなプラットフォームでNFTを購入するか、ミントします。次に、そのNFTに自分で価格を設定し、再びOpenseaなどで販売します。もし誰かがそのNFTを購入すれば、NFTは転送され、自分は指定した価格分の通貨をウォレットに受け取ります。最後に、手数料と購入費用を差し引いた残りが自分の利益になります。初見では複雑に思えるかもしれませんが、実質は一般的な転売と同じで、仮想通貨を使いこなせれば非常に簡単です。
NFTの転売は儲かる?
NFT転売が利益を生む理由は主に市場の成長性、初期投資額の低さ、そしてクリエイターへのロイヤリティ支払いシステムにあります。
2021年よりNFT市場は注目を集め、その取引額は前年比で215倍にも増加し、日本でも初期販売価格から1,000倍に値上がりする作品が現れました。
加えて、NFTは初めに安価で購入可能なものが多く、価値上昇に伴い大きな利益が期待できます。特に注目を集めた作品は、その後の作品にも需要が波及しやすく、こうした高騰の可能性がNFT転売を魅力的にしています。
さらにNFTは、転売時に原作者へ手数料が支払われる仕組みがあり、このクリエイターの継続的な収入源となる点がNFT市場の大きな特徴です。ただし、投機的な短期取引よりは、将来性のあるプロジェクトへの長期投資が推奨されます。
NFT転売が盛り上がっている要因
NFTの認知度が高まり、市場が成長している
近年、NFTの認知度は急速に高まっており、それに伴い市場も比例して増加しています。
Googleトレンドを参照すると、これまであまり知られていなかった「NFT」という言葉が、2021年から2022年にかけて急速に知名度を高めていることが分かります。
その背景には、海外クリエイターの作品が1億円を超える金額で売却され、大きな関心と話題を呼んだことなどがあります。特に注目すべきは、約18億ドットで落札された「CryptoPunks」です。
上記の作品が高額で落札された理由は、最も古いプロジェクトであることと、AIを使って制作されたことですが、いずれにせよ破格の値段であることは間違いないでしょう。市場の拡大とともに価格への影響も大きくなっていくため、NFT転売を考えている人は注目しておきましょう。
価格が高騰するケースが多い
注目したいのは、NFT作品は価値が飛躍的に上昇することが多いということです。
例えば、AIによって1万個のドットを使って作成された作品「CryptoPunks」は、9つの作品が約18億円で落札されました。この巨額の落札後に、コレクティブ内の他の作品も注目され、全体的に価値が高騰したのです。
一般的に、ある作品が注目され、一定の価値が与えられると、同じジャンルやカテゴリーの他の作品の価値も上がる傾向があります。
転売が積極的に行われている
NFTでは転売活動が積極的に行われており、NFTフリップとも呼ばれています。
一般的に転売行為は悪質な行為としてニュースなどに取り上げられることが多いですが、それは創作者側に転売益が入らないことが一つの原因となっているからです。
NFTでは、二次販売時に一次創作者に一定の手数料 (ロイヤリティ) が支払われる仕組みなので、創作者側が損をすることはなく、むしろ購入者が積極的に転売すればするほど、クリエイターが得られる利益が大きくなります。
中には、転売されたことをTwitterで告知し、さらなる注目を集める人もいるほどです。NFT転売は一種の投資的な側面もあり、注目されればされるほど価値が上がっていく特徴があります。
NFT転売のメリット・デメリット
NFT転売のメリット
価値がつきやすい
NFTのメリットは、コピーや改ざんができないユニークで唯一性のあるデータである点です。偽物が流通してオリジナルの価値が下がる心配がなく、ブロックチェーン技術によって作品に希少価値を持たせることができます。
作成された瞬間から世界に1つだけのデータであることが、価値のつきやすさに良い影響を与えているといえるでしょう。
市場が成長している
近年、NFT市場は非常に活発で、NFT市場大手のOpenseaの全世界ユーザー数は2022年1月に54万人を超え、半年で48万人の増加を記録しました。
このように市場が活発である際、ユーザー数の増加とともに需要も拡大する可能性が高く、NFT転売にとってメリットとなります。
誰でも参入できる
NFTアートの売買には制限がないため、誰でも簡単に市場に参入することができます。
例えば、ジェネラティブNFTであるCrypto Ninja Partnersは、0.001ETHから1ETH以上まで価格が上昇しました。0.001ETHは当時日本円にして約200円程度だったため、誰にでもNFT転売で利益を出せるチャンスがあることが分かります。
紛失や劣化の恐れがない
家電製品や衣類などの商品は売却するまで保管する必要があるため、在庫保管用にスペースを用意しておく必要があり、輸送中の紛失や破損のリスクもあります。
一方、NFT作品はデータとして存在するため、保管スペースが不要です。さらに、データはブロックチェーンネットワーク上で取引されるため、人為的なミスによる紛失・破損のリスクも回避できます。
相互運用が可能となっている
NFTは共通の規格に準拠しているため、様々なのウォレットやマーケットプレイスで取引することが可能です。つまりあるサービスで作成されたNFTを別のサービスで使用することができる相互運用が可能であるということです。
ピカチュウをファイナルファンタジーの世界で飼育したり、RUSTの世界でゼルダを出現させるなどということが可能になる世界観だと理解しておくと良いでしょう。
NFT転売のデメリット
NFTの知識が必要
NFTを転売するためには、NFTに関するある程度の知識が必要です。NFTに関する知識がなければ、稼ぐことはおろか始めることすらできません。
そのため、NFTの転売に挑戦する前に、NFTに関する最低限の知識を身につけるようにしましょう。
法規制が整備されていない
NFTのデメリットとしてもう1つあげるとしたら、法律が十分に整備されていないことが挙げられます。
デジタルデータの著作権がどのように働くのか、NFTがギャンブルとみなされるのかなどが明確化されていません。もし法律でNFTをより厳しく規制した場合、NFTの転売に支障をきたす可能性があります。NFT市場の拡大に伴い、法整備が整っていく可能性はありますが、現時点ではその見通しは立っていません。
儲けたい人は要注意!実はNFT転売に潜むリスク
NFT転売での利益を求める方々への警告です:実際に、NFT転売にはかなりのリスクが存在します。急成長する市場や初期投資回収のチャンスといった魅力的な話に惑わされがちですが、セキュリティと投資の両方の面から見たリスクは非常に大きいです。例えば、市場には盗品や偽物のリスクがあり、取引相手の匿名性が高いため責任の所在が曖昧になることがあります。さらに自作自演による価格操作や悪質なボットによる市場の歪曲が横行しています。
投資面から見ると、NFTが値下がりしてしまい儲けを出せないケースも珍しくなく、また買い手が見つからず売却ができない状況も生じ得ます。これらの投機的リスクを正しく理解し、NFTに投資する際は、適切なリスク管理を行うことが重要です。短期的なリターンを追求するよりも、より熟慮されたアプローチと長期的展望を持つことが推奨されます。
買い手が見つからないリスクがある
NFT商品を投資目的で購入した際には、必ずしもすぐに売れるわけではありません。
買い手が見つからない限り、取引は成立しないため、価値のある商品であっても売れずに手元に残る流動性リスクがあるのです。たとえば、数億円で取引されることもある有名な「CryptoPunks」でさえ、買い手がいなければ転売することはできません。
このように買い手が見つからないリスクは、どんなに名高いNFT作品にも存在し、新規参入の難易度の高さとともに、そのリスクは高まると言えるでしょう。
NFT転売はギャンブル性を伴う投資であることを理解し、十分な覚悟と知識をもって臨むことが大切です。
購入時よりも値下がりするリスクがある
NFT転売に興味がある投資家は、次の重要なリスクに留意してください。まず、リスク1として、手に入れたNFTの価格が購入時よりも値下がりする可能性があります。
ソーシャルメディアをはじめとして、「NFT転売で大儲け」の話が飛び交っていますが、価格が上昇せずに長期保有することで運用資金が減少するリスクが確実に存在します。
加えて、詐欺師が経験が浅い投資家をターゲットにして「将来価値が上がる」と誘うケースが少なくありません。結果として、後から商品が偽物や盗品であることが判明したり、価格が上昇しなかったりした場合、サポートが不足しているため対処が困難になり、被害を受ける可能性があります。
加えて「ミント割れ」という専門用語がNFTの世界にはあります。
これは、NFT発行者が商品を産み落とす際の初期価格が売れ残り価格を下回った状態、または購入者が購入価格より下に価値が下落する現象を指します。
このリスクを理解しておくことが、NFT転売においては非常に重要です。NFTの価値は不安定で変動しやすく、必ずしも購入時より高く売れるわけではないため、投資としての意識をもって慎重に取り組むべきです。
NFTの価格が上がるかどうかの見極め方3選
NFTの価値が上がる可能性を見極めるにはいくつかの要素が関連しています。一つ目は、人気のあるクリエイターやコレクションが関与しているかどうかです。二つ目は、そのNFTにユーティリティ(特典や実用価値)が付帯しているかという点、そして三つ目は販売個数の限定性です。これらの要因は必ずしも価格上昇の保証とはなりませんが、これまでの傾向を見ると、これらの条件を満たしているNFTは価格上昇の可能性が高いと言えます。
NFT選びの際にはこれらの基準を参考にして、慎重に検討することが重要です。また、NFT転売で利益を出すためには、以下の3つのコツが助けになるでしょう:
- 人気の高いクリエイターが関わったNFT作品を選ぶ
- 現在、急速に成長しているクリエイターの作品に注目する。
- 限定販売されているNFT作品に投資する。
大手企業が絡んでいるプロジェクトに関連するNFTなど、安定した人気や将来性が期待できる場合、それらの作品は転売での利益の可能性が高まるかもしれません。これらのコツを習得し、情報を基に賢くNFT投資を行うことが求められます。
人気のあるクリエイターやコレクションであるか
人気のあるクリエイターやコレクションは、NFTの価格上昇に大きく寄与する要素です。
クリエイターの人気はSNSフォロワー数の多さや、作品について言及している人々の数によって測ることができます。また、コレクションの場合はNFTコレクションのランキングでその人気を判断することが一般的です。クリエイターが自作に対する思いや熱意を公にしていると、共感を呼びやすく、価格上昇の可能性を高めます。
このような人気のクリエイターやコレクションを見極めることができれば、短期間でなくとも中長期的に価値が伸び、NFTを転売することで利益を得るチャンスが増えるでしょう。
しかし、その反面、人気の高いクリエイターの作品は平均価格も高いため参入障壁が高いケースも多いです。したがって、投資する際には、そのクリエイターの現在の評判だけでなく、今後の成長性についても慎重に評価することが重要です。確かな目を持ち、継続的な監視と分析を行いながら、賢いNFT投資を心がけましょう。
ユーティリティ(特典)がついているか
NFTを持つことによる特典やユーティリティの存在は、そのNFTの価値を高める重要な要素です。たとえば、次のNFTの優先購入権(ホワイトリスト:WL)や、独占的なコミュニティへの招待などは、購入者にとって大きな魅力となります。
これらのユーティリティにより、NFTに追加の価値が付加され、人々の購入意欲を引き出し、転売市場でも引き続き需要が見込めます。
また、特定のNFTプロジェクトに参加することで、優先購入権や人気のホワイトリストへのアクセスが得られる場合もあるため、興味のあるクローズドコミュニティへの積極的な参加がおすすめです。
個数限定販売であるか
販売個数が限定されているNFTは価格上昇の可能性があり、転売からの利益を期待できる場合があります。例として、CNP(Crypto Ninja Partners)がその限定性からすぐに売り切れ、発売価格の0.001ETH(約300円)から現在は0.4ETH(約24万円)へと価格が高騰しています。
この例のように、販売個数が限定されているNFTは価格上昇の指標となり得ますが、必ずしも価格が上がるとは限りません。
さらに、波多野結衣さんのような限定NFTカードが大きな売上を記録し、一部は600万円以上で転売されるなど、限定版NFTの情報を追い続けることで、大きな利益を得るチャンスがあります。
NFT転売のやり方を手順別に解説
メタマスクを用意する
仮想通貨を保管し取引するためには、電子ウォレットの準備が必要です。「メタマスク」はその中でも特におすすめのウォレットで、インターネット上のお財布として機能し、トークンやNFTの管理が可能です。
メタマスクは無料で利用でき、日本語にも対応しています。Google Chromeの拡張機能から、Webブラウザやスマホアプリまで幅広く対応しており、どのデバイスでも気軽に使うことができます。
さらに、多くの利用者がいるため、もし操作で不明な点があっても、検索を通じて簡単に解決策を見つけ出すことができます。その高い利便性と安全性から、メタマスクは仮想通貨ウォレットの中でも特に推奨される選択肢です。
国内取引所必要な通貨を購入
メタマスクをセットアップした後は、NFT購入に必要な通貨を手に入れるために国内の取引所を利用しましょう。特に、イーサリアム(ETH)は多くのNFT取引で用いられる通貨なので、コインチェックなどの取引所で以下の手順に従って購入するのが良いでしょう。
取引所のサイトで「販売所(購入)」を選択します。
⇩
通貨の選択で「ETH」を選び、必要な「数量」を入力します。
⇩
最後に「購入する」をクリックしてイーサリアムを購入します。
用意したメタマスクに送付
購入したイーサリアム(ETH)やマティック(MATIC)をメタマスクに送付する手順はこうです。まず、取引所の出金画面で送りたい通貨を選択し、「アドレスを追加」でメタマスクのアドレスを入力します。次に、NFT転売に必要な額(NFT価格、ガス代、手数料を含む)を確定し、メタマスクに送金します。登録したアドレス宛に必要な通貨量を選択し、出金することで送金は完了します。
イーサリアムの送金手順は次のとおりです「暗号資産の送金」を選択する。
⇩
送金に関する4つの項目に情報を入力する。
⇩
「次へ」を選択し、「送金する」をクリックする。
送金先アドレスの参照には、メタマスクを開き、'0x'で始まるアドレスをコピーして、取引所の「送金先」欄に貼り付けます。この手続きを経てメタマスクへの送金が完了すれば、転売目的のNFT購入に進む準備が整います。
メタマスクをBybitに繋いでNFTを購入
メタマスクをBybitに接続してスタートしましょう。自分が欲しいNFTをBybitで検索し、見つけたら購入します。
Bybitでは、アートやPFP(プロフィールに使うアイコン画像)など、転売に適した様々なNFTが販売されています。スキャムやなりすましに注意しつつ、公式のTwitterやホームページからのアクセスが安全です。
魅力的で将来価値が上昇しそうなNFTを見つけたら、その画像をクリックし、メタマスクが立ち上がるので、署名をして購入を完了させます。
Bybitで持っているNFTを出品
購入したNFTの価格が上昇したら、Bybitで売却を検討しましょう。Bybitでは、自分のプロフィール画面から売りたいNFTを選択できます。売りたいNFTが決まったら、画面右上の「Sell」をクリックして、販売の詳細を設定します。
具体的には、販売価格、出品期間を入力し、加えて手数料を確認します。内容に問題がなければ「complete listing」をクリックし、MetaMaskで署名して出品を完了させます。
Bybitが売却手続きを行い、イーサ(ETH)が入金されると、メールで通知が届きます。
ウォレット内の保有作品を表示させ、出品したい作品にカーソルを合わせ「販売用に出品」を選択した後、出品価格を設定しましょう。売りたいNFTのページに行き、「売る」をクリックすれば、価格設定(固定価格またはオークション形式)を選択できます。全ての入力が完了し、「Post Your Listing」を押すと、出品プロセスが完了します。
NFT転売で効率よく稼ぐコツを紹介
NFT転売で効率よく稼ぐ方法を解説します。
アローリストを獲得する
NFTの販売において、アローリスト(AL)は非常に重要な役割を果たします。これは、優先購入権を意味し、その権利を持つことで一般販売よりも優れた条件でNFTを購入することができます。アローリストを取得することのメリットには、以下の点が挙げられます
・価格が安い
・確実に購入する機会が得られる
・一般の販売開始より先に購入することができる
アローリストは、キャンペーンやNFT作品のコミュニティメンバーを通じて手に入れることが多く、そのためにはTwitterやDiscordなどのチャットサービスで積極的に情報を収集することが大切です。
こうしたプラットフォームでは、新しいNFTプロジェクトやアローリストへの参加方法に関する情報が頻繁に共有されるため、常に最新情報にアクセスすることが有利に働きます。
giveaway企画に参加する
NFTのリリース時によく行われるプレゼントキャンペーン、giveawayに参加することは、新しいNFTを手に入れる良い機会となります。特にTwitterでは、これらのキャンペーンが頻繁に開催されており、次のような簡単な条件を満たすだけで参加できます。
・キャンペーン主催者のアカウントをフォローする
・ツイートにいいねを押す
・ツイートをリツイートする
これらの行動はSNSを利用している多くの人にとって身近なものですが、giveawayに参加することで、通常では手に入れにくい貴重なNFTを獲得するチャンスがあります。
有名なNFTプロジェクトでは、たくさんのgiveawayが開催されることがあり、これらのイベントはNFTコミュニティーにとっても大きな期待と関心の対象となっています。リリース時には、Twitterで行われるgiveaway企画に積極的に参加してみましょう。
転売するNFTを自分で用意する
NFT市場においては、単に転売を行うだけでなく、自分自身でNFT作品を作成し販売するという方法も選択肢の一つです。
自ら「クリエイター」となり、オリジナルのNFT作品を世に送り出すことで、その作品が転売されるたびに受け取れる手数料が、収益の源泉となります。
自分でNFTを作ることが難しいと感じるかもしれませんが、テクノロジーの進化と情報の普及により、現在では小学生でもNFTを販売できる時代になっています。
この現象は、NFTというテクノロジーがもたらす新たなクリエイティブな表現の可能性を象徴しています。作品を作るにあたっては、デジタルアート、写真、音楽、3Dモデルなど、あらゆる創作物がNFTとして販売可能です。自分のスキルや興味に合った分野でNFTを作成し、新たな収益源を探求することができます。
ミント (Mint) 後に即売りする
NFTをミントした後にすぐに売るのが、利益を出せる可能性が高い稼ぎ方となります。
NFT価格は市場の盛り上がりによって左右されやすく、市場が低迷している際にはミント価格を割るプロジェクトも出てきます。
長期保有前提で購入したのではない場合には、ミント後にすぐ転売することを意識すると良いでしょう。
安く買って高く売る
当たり前のことですが、安く買って高く売るのが基本的な稼ぎ方となります。
上記の例だと0.6ETHの時に買い、1.2ETHの時に売ることができれば、0.6ETHの利益を得ることができます。
NFTの需要は急速に高まっており、いずれはもっと多くの方がNFTを購入するようになるでしょう。NFT市場で儲けたいなら、なるべく早く行動することが重要です。
長期保有で値上がりを待つ
これから人気が出そうなNFT作品を比較的安い価格で仕込んで寝かせておく方法です。
NFTはインフルエンサーが購入するだけで価格が高騰するケースも多くあり、広くいろいろなプロジェクトに分散投資しておくことで、価格上昇を待つというのも1つの手段として有効です。
NFTのクジラが保有している作品に注目する
筆者が886個のウォレットアドレスと592のNFTプロジェクトを分析した結果、NFTのクジラ (大口投資家) が保有し始めたプロジェクトは価格が上がる可能性が高いことが分かっています。
BAYCやAzukiのようないわゆるブルーチップNFTを多く保有しているアドレスが購入するNFTプロジェクトは、信頼性が担保されているという安心感があり、価格へのポジティブな影響を与えていると考えられます。
例えば、Shinsei GalverseというNFTプロジェクトでは、Azukiのホルダーが多く購入した結果、0.07ETHから0.6ETHまで価格が上昇しました。
NFTのクジラウォレットアドレスはEtherscanなどから調べることができるので、NFT転売に挑戦する方は参考にしてみてください。
転売利益を出している人のアクティビティを調査する
NFT転売で着実に利益を出している人のウォレットアドレスを分析し、いわゆるコピートレードを行うというのも一つの手です。
転売で利益を出し続けている人は何かしらの情報を得て、期待値が高いから投資を実行している場合が多いため、利益を出しているウォレットアドレスが購入しているNFTプロジェクトは価格が上昇する可能性が高いといえます。
NFT転売が成功した作品事例
Moonbirds
MoonbirdsはPROOFによって作成された、総供給量1万体のNFTプロジェクトです。Proofの会員NFTを持っている人は無料でミント可能となっており、それ以外の方は抽選に当選した場合に2.5ETHで購入できる形式でリリースされました。
事前予想では6ETH~7ETHに落ち着くだろうとされていましたが、一時40ETHを超えるほど価格が上昇し、投資をしていた場合20倍の転売利益を得ることができたことになります。
Shinsei Galverse
Shinsei Galverseは日本のアーティスト草野絵美さんによって作成された総数8,888個のジェネラティブNFTプロジェクトです。0.07ETHのミント価格から0.6ETHまで価格を伸ばし、約10倍の上昇を実現しました。
Crypto Ninja Partners
Crypto Ninja Partners (CNP) コレクションは、Crypto Ninjaのサブキャラクターをモチーフにした総数22,222のNFTプロジェクトです。19,000人が参加する国内最大のNinja DAO (分散型自治組織) から生まれたNFTコレクションとして、グローバルマーケットで広く取引されています。
Crypto Ninja Partnersは初期価格0.001ETHで販売され、1ETHにのぼるまで価格が上昇しています。転売益としては1,000倍という凄まじい事例の1つです。
NFTの転売に関するQ&A
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NFT転売は稼げる?
NFTの転売は利益を生む可能性がありますが、市場がまだ発展途上であるため、かなり投機多的なものであると理解しておきましょう。また、NFTが必ず売れるという保証はありません。行動を起こす前に情報を入手し、準備をすることが重要です。 -
NFT転売の初期費用はどのくらい?
NFT転売の初期費用は、購入する作品によって異なるため、一概にいくら必要かは断言できません。しかし、問題なく運用するためには、手数料を考慮しても最低1万円は用意した方が良いといえます。 -
NFT転売の手数料はどのくらい?
NFTマーケットプレイスであるOpenSeaで初めて売買する場合、手数料が発生します。この手数料は変動する可能性がありますが、通常4,000〜5,000円程度です。これは初回のみで、2回目以降は数百円の手数料のみとなりますのでご安心ください。 -
NFT転売で売れない場合は?
NFT転売で売れなかった場合、価格を下げるか、しばらく保有しておくかの2つの選択肢があります。損をしてまで売りたい場合以外は、NFTの市場価値が時間の経過とともに上昇するのを待ったほうがよいでしょう。 -
NFT転売ではどんな作品がおすすめ?
最初は興味のあるアイテムの売買から始めてみるのが良いでしょう。金額的なことを考慮すると、アートやゲーム内アイテムは一点物の販売に強いNFTと相性が良いので、通常より高く売れる傾向にあります。
NFTの転売に関するまとめ
本記事ではNFTの転売に関する情報を解説していきました。NFTの転売は完全に合法で、仮装通貨を使いこなせれば非常に簡単に転売をすることができます。NFT市場は近年注目を集め、その取引額は大幅に増加しています。加えて、NFTは手始めに安価で購入可能なため、比較的簡単に利益を見込みやすくなっています。
NFT転売に潜むリスクをしっかりと自覚し回避しながら、NFTの価値が上がりやすい可能性を見極め、転売で効率よく利益を生み出しましょう!